NY金は、自律反発もあり得る。

東京金は、先週末大きく売られることとなりました。理由としましては、先週末のコメントをご覧ください。

さて、東京金ですが、売られすぎの状態が続いているため、4100円台は買い買いとお伝えしました。私も既に買いだけのポジションになっております。ただし、NY金が1250ドルを割り込み、取組がピーク時の約60万から約50万枚まで減少したことから、ファンドの手仕舞いが進み、ロスカットを余儀なくされたファンドが再び買い上げることはできないとみているため、戻りは鈍いと今は考えております。つまり、何回か売らせる(弱く見せる相場)必要があることでしょう。そうなりましたら、徐々に底固めをし、再び1300ドル手前まで買われることも予想されます。これは、ECBドラギ総裁が、必要ならば更なる行動も辞さないと発言したことから、テーパリング(緩和縮小)を否定し、ファンドの手じまい売りも一巡することでしょう。つまり、ECBのテーパリングによる下げを帳消しされる可能性はあります。そのため、1300ドルを超えることは困難でも、その水準近辺まで戻る可能性はあります。よって、NY市場〇〇〇〇~〇〇〇〇ドルのレンジ、東京市場は〇〇〇〇~〇〇〇〇円のレンジ内をイメージし、買い方針で臨みたいと思います。

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