先ほど15時に発表した4‐6月期ドイツGDP改定値(季節調整済み、前期比)+0.1%と、市場予想を上回ったことで、ユーロが反発し、市場に安心感が戻ったように思います。
しかし、本日からジャクソンホール会議が3日間の予定で行われます。明日23時のパウエルFRB議長講演が焦点になります。その前に、講演の原稿が公表されます。
正直、パウエルFRB議長の講演が終了しない限り何とも言えませんが、市場が楽観ムードから一転、警戒ムードになっている中、相場が講演内容を受けて、更にネガティブに反応するとは思えません。市場が来年早々利下げをするのではとの早合点したことから、NYダウは34000ドル台まで上昇しましたが、相次ぐ要人発言により、今では1000ドル以上の調整が入りました。勿論、インフレ抑制策について発言すると思われますが、既にFRB高官がタカ派発言をしていることから、それ以上のものは出ないと予想します。ただし、このことは私の考えであり、正直無事に通過して欲しいと願っております。
パウエルFRB議長の講演が無事に通過した場合は、全ての金融商品が買われると予想しております。短期では、上値の重いを予想しておりますが、中長期的には買いを考えております。
大証金も昨日指摘したように、NY市場で下げ止まり感があり、ドル次第で下値を切り上げると予想しております。ただし、来月のFOMCまではドル安が続くとは思えないため、一定の価格までNY金が反発した場合、再度ドル高で下押しすることも予想できます。つまり、徐々に下値を切り上げるイメージを持っておくのが良いでしょう。
大証白金もドル高が一服すれば、NY市場で売り叩いていた大口投機家の買戻しが入りやすくなり、再度3900円を維持すると予想します。そのため、中長期的に買いの意識は維持しておきたいと思います。正直、NYプラチナ時間軸は、継続的に買われますと、数時間後に買い転換します。
日経225は、もう一段高を予想しております。日経ダブルインバース(日経平均が上がると、ダブルインバースは下がるETF)の信用買い残が増加し続けており、日経レバ(日経平均が上がると同じように、日経レバも上がるETF)の信用売り残が増加しております。つまり、市場は日経平均を弱気しているということになります。そのため、正直売りを意識するつもりは、今のところありません。引き続き、短期が買い転換したところで、新規買いしていきたいと思います。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。お問い合わせ、会員様から『参考になる』といったお言葉が励みになります。重ねて、ありがとうございます。今回の内容が参考になったという方は、無料会員登録もご検討してみてください。売買のご提案に関しては、無料会員サイトを起点とします。なお、他ブログで既に会員登録している方は、ご遠慮いただく場合があります。ご了承ください。
first_traders_ts@yahoo.co.jpまで、メールにてお問い合わせください。