今月23日秋分の日から日経225及び商品取引が、祝日も行われることになりました。このサイトでは、祝日の更新は、会員サイトのみとさせて頂きます。
本日は、端的にコメントいたします。
先週末は、FOMCの大幅利上げに加え、タカ派的な内容だったことで、世界景気後退懸念が再浮上。そのため、売りが売りを呼ぶ展開となりました。先週、日本政府がドル売り・円買い介入に踏み切ったのも絶妙なタイミングだったように思います。ただし、この介入は急速な円安を抑えるものであり、円高に転換させる意図はないことから、円安トレンドが終了したとは思えません。しかしながら、当面は140円~145円のレンジ内で推移すると予想します。
大証金は、予想通りのレンジ内で推移しております。繰り返しの話にはなりますが、投資資金がNY金市場から流出していることや、ドル高・米国債利回り上昇は、NY金の上値を重くさせます。そのため、今後の経済指標も重要ですが、次回11月2日のFOMCまでは、下振れる可能性があります。つまり、戻れば売りで対処するのが良いでしょう。NY金の下限レンジを1600ドルに切り下げて考えたいと思います。
大証白金は、ようやく修正安を演じてくれました。欧州水素銀行に対するプラチナ需要拡大期待は、一先ず相場に織り込んだと考えております。しかも、今回の天井時と本日の下落でえ、9月13日のブログ内容「プラチナが押し目を入れる条件」の①と③をクリアしたことになります。ただし、今回の下落は押し目という解釈ではなく、再び景気後退懸念を価格が織り込むまでは安いと考えるのが妥当でしょう。よって、早い段階で下押しがなければ、戻りを売ってみるのも良いでしょう。
日経225も予想通りのレンジで収まっております。ここからの下押しは弱気出来ませんが、未だ戻り売りの流れと考えております。
なお、予想レンジは会員サイトのみ掲載します。(日経225、大証金、大証白金)
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