昨日21時20分ごろに、日銀黒田総裁が「物価安定の安定お達成するために緩和を継続する」との発言で、ドル円は147円目前まで上昇しました。一方、鈴木財務相は「必要があれば必要な措置を取るという考えに変わりはない」と発言したことで、市場に介入警戒心が出ているように思います。
本日は、米CPIの発表があります。市場予想では、コア指数前年同月比6.5%上昇(前回6.3%上昇)、前月比0.5%上昇(同0.6%上昇)となっております。
市場が注目しているイベントだけに、発表直後は波乱の展開になると考えておりますが、極端な結果でない限り、FRBの大幅利上げの見方に変化はなく、再びドル高に動くと予想。
大証金や大証白金に関しては、ドル高は下落傾向、ドル安は上昇傾向になりやすいと考えております。
大証金、大証白金ともに、相場の考え方に変わりはありませんが、あえて米CPI前に仕掛ける必要はないと考えます。(相場見通しは、昨日のコメントをご参考にしてください。)
日経225も戻り売りの考え方に変わりはありません。ただし、再三お話ししているように、ここから大幅下落があった場合は、新規買いお視野に入れておくのが良いでしょう。
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