昨日の米卸売物価指数が、市場予想を下回ったことで、更にインフレ鈍化が確認され、ドル安を受けNY貴金属市場が堅調に推移しました。しかし、フェドウォッチによる0.25％利上げ確率は、68.5％。（17時時点）市場は、5月利上げはあると予想しており、それ以降は利上げ打ち止め、若しくは利下げを意識しているように思えます。
本日は、簡単にコメントいたします。
大証金は、押し目待ちに押し目なしといった相場展開です。基本は、買い拾い方針ですが、中期トレンドに対し買われすぎの領域であるため、必ずストップロスは設定しておきましょう。ドル安が、NY金をサポートしていることや、NY金の過熱感がないために、下振れがあったとしても買い拾われやすいと予想します。ストップロスの目安は、会員サイトをご確認ください。
大証白金は、本日から中期トレンドで買われすぎの領域に突入しました。昨日もお伝えしたように、〇〇〇〇円以上では、一旦新規売りも良いと考えています。ただし、2～3手押しは買い拾われやすいため、今回の売りはあくまでもリバンド狙いと考えます。今のところ大きな下落は考えない方が良いでしょう。しかし、大証金と異なるのは、中期トレンドです。大証金が上向きトレンドに対し、大証白金は下向きトレンドになります。お客様・会員様は、会員サイトをご確認ください。
日経225は、28000円台を強気しにくいものの、短期・中期トレンドともに上向きです。しかし、本日の4月限SQ値が28519円であるため、その価格を上値の抵抗にするか、若しくは上抜けるか重要になります。仮に上抜けた場合は、29000円前後を視野に入れた方が良いでしょう。いずれにしても、今は静観して様子見たいと思います。静観する理由として、テクニカルと指数分析が一致しないため。
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