今週は、明日19日日銀金融政策決定会合、20日（日本時間21日午前3時）FOMCを控えております。
【大証金】
先週末大証金は、未だ短期トレンドが上向きであるため、崩れる相場ではないと指摘しました。20日のFOMCがポイントと付け加えてコメントしました。
先週末公表のNY金CFTC建玉明細を見ますと、買いポジションが約283000枚まで増加していました。ちなみに、ここ一年間を振り返ると、今年1月2日の約290000枚のピークに迫る買いポジションです。あとは、きっかけ次第で、その買いポジションの手仕舞い売りが発動するかになります。
よって、以前から述べているように、短期トレードは別として、中期スタンスで10200円以上の新規買いは見送りとします。
【大証白金】
大証白金は、18日上髭線で取引終了しました。短期トレンドが上向きであり、〇〇〇〇円以下はやや売られすぎでしたが、やはり大証白金4400円を維持し続けるのは困難のようです。正直、2～3日間は4400円台を維持すると予想していましたが。。。
以前から述べているように、おそらく今週からNY市場でロールオーバー（限月乗り換え）が行われると考えます。ちなみに12日時点の大口投機家買いポジションは、売りポジションを7419枚上回っており、ロールオーバーが行われる場合、売り圧力が強まると予想します。そのため、NY市場が再び〇〇〇ドル近辺まで下押しすることが予想できます。
よって、既に利食い完了している場合は、NY市場が〇〇〇ドル近辺まで急落した場合は買いスタンスで臨み、〇〇〇ドルまで反発した場合は様子見とします。ちなみに、私はNY市場を基準として、大証市場の値動きを予想しております。
あくまでも大証白金の取引ですが、相場の強弱を見極めるためにはNY市場の値動きが重要になります。
【日経225】
日経225は、本日物凄い動きを見せました。明日日銀会合を控え、ゼロ金利解除の期待に加え、金融緩和継続との思惑から買い進まれたようです。空売り比率が35％（昨日39％）に低下したことを踏まえると、本日の上昇は空売りのショートカバーがメインだったように思えます。明日会合で、予想通りゼロ金利を解除、金融緩和継続の内容だったとしても、相場は既に織り込み済みのように思えます。
会員サイトでは、38980円を上回ったため、売り玉のロスカットが成立してしまいました。ただし週足、月足は、未だ買われすぎです。短期トレンドは、上向きに変化しましたが、買われすぎの領域で推移しています。
明日の値動きに注目したいと思います。
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