政府関係者が4月29日と5月2日に為替介入を行ったとの報道があった一方で、神田財務官は為替介入に関してノーコメントを貫き、政府関係者が話した事実はないと述べました。
【大証金】
大証金は、堅調に推移しました。以前から円高に注意と指摘し、現時点で155円後半まで円安に振れていますが、いずれ〇〇〇円までの円高を予想しております。為替を注意するのであれば、154円を下回るドル安・円高に動くかです。そこをポイントとします。
大証金は、円高を意識しつつ、前日の高値・安値は意識しておく必要があります。今は、短期トレンドが上向きになっているため、レンジ内の買い有利な展開ではありますが、やはり気になるところは4月24日安値を5月7日に下回ったことです。あく抜け完了と見方もあると思いますが、その安値を下回ったため、幅広いレンジを意識する必要があると考えます。
よって、引き続き、短期トレードで臨むのが良いでしょう。
【大証白金】
大証白金は、堅調に推移しました。既に買われすぎの領域で推移しており、昨日も述べたように、無理に買う必要はないと考えます。買われすぎの場合は、必ずと言っていいほど、修正安か日柄修正をしてきます。それを意識しておくべきでしょう。
5月7日NYプラチナにおいて大口投機家が新規買いしたのか、それとも買戻しで反発したのか、昨日の段階では見当もつきませんでしたが、おそらく新規買いで反発したと思われます。そのため、ある程度買うまでは下げ渋りを見せると思いますが、個人的に買いは静観したいです。
【日経225は】
日経225は、本日上値の重い展開になりました。昨日の流れを引き継ぎ、戻り売り優勢になったようです。レンジ相場を引き上げ、逆張りの買い主体で考えておりますが、38000円を下回った場合はロスカットとします。
明日から15日まで、日本企業の決算発表がピークとなり、市場は来季の見通しを意識しているようです。2024年3月期が好決算であっても、25年3月期が減益見通しならば、売り叩かれる可能性があります。
いずれにしても、勝負する相場ではないと考えます。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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