東京トウモロコシは、煮詰まってきた!?

東京トウモロコシは、売り方針継続。

 まず、売りの根拠ですが、NYダウ次第といったところでしょうか!?それ以外もいくつかあります。シカゴコーンにおけるファンドの買い残が増加し、取組も昨年夏場と同じくらい増加しております。(更に取組が増加するのならば別ですが。)もう一つは、昨年の夏場に米中西部で高温乾燥の影響から、シカゴ市場では4ドル超え、東京市場では23750円まで上昇しました。その時よりもドル円は6~7円上昇しているため、東京市場ではコストアップにつながりますが、その時よりも需給が緩和状態にいることを考えますと、シカゴ市場は4ドル超えは困難であり(需給相場であるため)、東京市場でも23750円を上回るには更なる円安が必要かと思います。

 しかも、トランプ米大統領の政策に対し、メキシコは米国からトウモロコシを輸入せずに、カナダやオーストラリアから輸入する考えを示しております。この件に関しましては、過ぎに反映される材料ではありませんが、相場を冷やす要因にはなりそうです。いずれにしましても、物が余っている状況下で、相場の上値に限界があり、ドルはともかくとして、円が安くなりにくいのは米国の政策に対して、日銀がテーパリングを行うのではとの見方も浮上しているいこや、フランスの大統領選に対しての懸念も出始めていることから、ドル円は上昇しにくいと考えております。

 よって、〇〇〇〇〇円以上での売り玉は、維持したままとします。

※会員募集中です。会員サイトをリニューアル致しました。2週間無料となっておりますのでお気軽にご参加ください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の穀物銘柄記事