東京トウモロコシは、海運指数次第。

東京金は、再度売り方針継続とします。

 本日は、東京トウモロコシのコメントをさせていただきます。基本は売り方針です。売りで考えているのは、天候相場前に3.6ドル以上は高いと判断している事です。しかも、民間の調査会社が今月末に発表されます作付意向面積の予想を出してきており、その予想によりますと9000万~9080万エーカーとなっております。前年度が9400万エーかでしたので、約300~400万エーカーの減少を予想しております。仮に400万エーカーの減少であれば、一部の方にもお伝えしましたが、収穫面積は365万エーカーとなり、単収が170Buならば、生産高は6億2000万Bu下方修正されることと同じ予想になっております。

 それならば、仮に東京トウモロコシ9400万エーカーと前年比変わらずならば、6億2000万Buの下方修正が、むしろ6億2000万Buの上方修正に見方が変わることになります。そうしますと、シカゴコーンは今現在3.6ドルで下値サポートされておりますが、その水準を下回ることが予想されます。

 ただし、今なぜ、東京トウモロコシの価格が22500円を維持しているのかですが、それには当然シカゴが下がらないという事や、為替円安がありますが、実際のところ海運指数が上昇していることが、売り叩けないよういtンと考えております。しかしながら、その海運指数もだいぶ上昇しすぎていることもあり、一度修正する可能性があります。そうしますと、シカゴコーンが3.6ドルを維持していたとしましても、東京トウモロコシは今の価格を維持しているのは困難と予想します。よって、売り方針は継続していきます。

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