東京トウモロコシは、基本売り狙いで考えておりますが、以前までの売り玉を既に利食いし、今はポジションがなくなりました。
いよいよ米農務省から作付意向面積と四半期在庫の発表があります。まだ事前予想は出揃っておりませんが、作付意向面積は9200万~9000万エーカー(前年度9400万エーカー)、四半期在庫は前年同時点を上回る予想となっております。ちなみに2016年3月1日時点の四半期在庫は、78億0700万エーカー。
既に作付面積200万~400万エーカーの下方修正は価格に織り込まれていると考えております。この下方修正は、3億1000万~6億2000万Buの生産高下方修正予想につながります。
作付面積ですが、今回は米農家へ聞き取り調査になります。シカゴコーンと大豆の比価は2.7ですが、昨年3月末を見ましても2.6でした。比価2.6でも米農家コーンの作付を増やしたことから、今の比価でコーンの作付を減少させるか疑問です。
今回のポイントは、四半期在庫になると思います。仮に四半期在庫が昨年同時点よりも下方修正されるようならば、瞬間買われることでしょう。ただし、作付面積が9200~9400万エーカーならば、再度売り叩かれると考えております。よって、3月31日の夜には、売り指値を出しておきたいと思います。
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