本日は、東京トウモロコシのコメントをいたします。以前から東京トウモロコシは売り方針とお伝えしましたが、20000円台からは弱気しにくいとお伝えし、戻りを待っての売りとしました。
会員サイトでは、昨日売りが成立し、本日反発しております。2手の売りを考えており、次の売りは9日の需給報告前後といたします。
上記のチャートは、シカゴコーンの日足になります。ここ最近売りにくかった要因は、シカゴ市場におけるファンドの売り越しポジションが、4万枚近くまで膨れたからです。相場の流れはファンドのポジション増加によるものですが、流れの変化はそのポジションの縮小によるものです。つまり、上記のチャートを見ますとファンドの売りポジション増加でシカゴコーンが値下がりしました。今現在はと言いますと、先週末のCFTC建玉明細には、まだ掲載されていませんが、ここ最近徐々にシカゴコーンの取組が減少していることから、売りポジションの縮小による下げ渋りと反発が、起きているのだと予想しております。
その材料は、降雨予報と広範囲の降雨による作付遅れではありますが、それはファンドの売りポジションが増加したことにより、その材料で反応したと考えております。
9日に需給報告があります。そこで2017-18年度の単収・生産高・期末在庫の予想が出ます。正直私は、今年も豊作になると予想しているため、仮に単収が160Bu台で市場が強気したところは、売り向かいたいと思います。単収が170Bu半ばならば、もうしばらく様子見とします。
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