トウモロコシは、材料が欲しいところ。

キャプチャ (34)

 東京トウモロコシは、売り方針継続。しかしながら、3月29日の作付意向面積、四半期在庫の発表までは、ファンドも動きにくいと考えております。そのため、今はゆっくり売りを考える方が良さそうです。

 シカゴコーンのテクニカル指標は、売りへと変化をしております。上記のチャートは、以前にも貴金属で紹介しましたテクニカル指標のDMIをシカゴコーンに組み合わせたものになります。それを見ますと、先週末のシカゴ市場で-DI が+DIを上回ったことで、売りの勢力が強まり、買いの勢力が弱まったことを明らかにしたように思います。しかも、徐々に一目均衡表(上段のテクニカル指標)の転換線が下向きになっていることもあり、上値の重さを感じます。

 しかも、先週末に公表されましたCFTCでは、ファンドの買いポジションが3月20日時点で若干減少したものの依然として60万枚台を維持し、3月21日以降のシカゴコーン取組みを見ましても1万5000枚程度しか減少(3月20日に比べ)していないことから、あまりファンドの買いポジションが変化していないと考えているため、いずれはファンドの整理商いが出てくると考えております。

 東京トウモロコシを見ましても23500円前後が重くなってきていることから、〇〇〇〇〇円を下回ると、一気に売り叩かれると予想しております。しかし、注意しなければいけませんが、天候相場で弱材料が出てきた場合は、売り玉の利食いに専念していきましょう。

※会員募集中です。2週間無料になりますので、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の穀物銘柄記事