東京トウモロコシは、再度24000円台定着。会員サイトでもお伝えしましたが、東京市場は戻りたがっていることから、売り玉を維持して買いを一時的に保有するか(両建て)、若しくは、売りから短期的に買いに回ることを(途転買い)、ご提案いたしました。
今回上昇した理由としましては、ロシア小麦の生産減を農業調査会社が指摘し、小麦高。米トランプ大統領が農家に対し、120億ドル(約1兆3300億円)規模の支援を実施するという事。昨日のEUと米国の首脳会議の中で、EU側が大豆の輸入量を増加するという事。それらのことが挙げられますが、実際のところ東京市場が買われている理由は、バルティック海運指数が高値更新したことのように思います。
ブラジルで大規模なトラック運転手のストライキにより、ブラジルから輸出できない状態となっていましたが、それが終息したことから、輸出が好調となったことで、バルチック海運指数が上昇したようです。
東京トウモロコシの日足を見ましても、もうしばらくは押し目買いの流れになりそうです。正直、高値を更新し続けるような、大相場には発展しないと考えておりますが、短期的に狙うのならば〇〇〇〇〇円以下を買い拾う方が良さそうです。しかしながら、バルティック指数が更に高くなり、シカゴコーン12月限が3.80ドル前後まで買われるようならば、売りも考えていきます。つまり、私の考え方では、短期的には買い方針ですが、最終的には売りで狙っていきたいと思います。
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