しかし、ダウも原油も下落が止まりません。下げ止まる要因になるかは分かりませんが、昨日NYダウはクアドルプル・ウッチング(納会・SQ)が行われました。そのため、売りか売りを呼んだ可能性があります。それと、OPECで120万バレルの協調減産を行ってから、ようやく国別減産割り当てが公表されました。国別減産量が公表されなかったことから、市場はOPEC自体減産に消極的ではないかとの憶測で、売り叩かれたように思います。クリスマス休暇前ということもあり、手じまい売りが殺到。その要因は、ヘッジ ファンドの損失拡大による解約が相次いだからになります。
さて、東京トウモロコシですが、本日大きく下落しました。この要因は、先ほど述べました原油価格急落、それと同時にガソリン価格が下がり、エタノール需要が後退したため、エタノール在庫が増加傾向にあるためです。当然、トウモロコシの需要も落ち込み、売り叩かれる結果となりました。これで、シカゴコーン市場におけるファンドの買いポジションが減少すると考えており、更にもう一段安も考えられます。ただし、本日は下げすぎもあり、戻りを待って売ってみるのが良いと思います。新規売りを考えるのは、期先2本です。それ以外は、〇〇の買いで下げ渋りを見せることでしょう。
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