東京金は、やはり下げてきました。引き続き、売りスタンスは継続していきます。次に、売り狙いは〇〇〇〇の商品です。
本日、米農務省から全米期末在庫と作付意向面積の発表があります。前回のコメントでは、東京市場でファンドが新規買いしているため、その発表前に高いようならば、新規で売るのも良いとしましたが・・・。思ったほど、ファンドの新規買いは続かず、3月27日に24920円を付け、その後続落しました。
基本、売り方針です。本日の作付意向面積事前予想は、9133万2000エーカー(前年度8912万9000エーカー)と220万3000エーカー増加。その予想通りならば、生産高が3億Bu以上増加することになるため、内外ともに上値が重くなることでしょう。ただし、予想を下回るようならば、内外ともに天候相場待ちのレンジ相場になることでしょう。
可能性は低いと思いますが、仮に作付意向面積が事前予想の220万エーカーを大幅に上回るようならば、一旦シカゴコーンは3.5ドルを目指すと予想しております。
私の持論ですが、天候相場は安値を付けない限りは考えにくい。どの水準が安値かと考えた場合、生育時期を除いた昨年の安値のレンジと考えるのが妥当でしょう。今の価格からは、天候相場の伸びしろは決まってきます。恐らく、このことは2年連続不作にならない限りは、変わらないことでしょう。
よって、東京トウモロコシの戻りは限定的と考えていきたいと思います。
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