東京トウモロコシは、引き続き売りスタンス。

東京金・東京白金は、戻しても売りスタンスに変化なし。売るか、売らないか、一部売り玉見切るか、しか考えておりません。今のところ買いは、利食いだけにしておきたいと思います。

さて、本日も、東京トウモロコシのコメントをいたします。先週末に、作付意向面積の発表がありました。事前予想では、既に市場が220万エーカーの増加を予想していたため、サプライズは事前予想より作付意向面積が減少した場合と考えておりました。しかしながら、フタを開けてみますと、作付意向面積9279万2000エーカー(事前予想9133万2000エーカー)と、事前予想よりも更に増加しました。恐らく、米農家はトランプ政権を信用していないように思います。

キャプチャ

上記のチャートは、シカゴコーン日足になります。当然、作付意向面積9279万2000万エーカーは、驚きました。前年度に比べ370万エーカー増加する見通しとなりました。3月26日にもコメントしましたが、100万エーカー増加するごとに、生産高は1億7000万Bu増加する可能性(単収170Buならば)があるため、今回の数字で計算しますと、約6億Bu生産が増加する見通しとなりました。しかも、全米四半期在庫も事前予想を上回っていることから、正直買い目はないと考えております。

5月の米農務省需給報告から新穀の需給見通しが発表されるため、私の予想では4月の作付け遅れで若干買われたところは徹底的に売り、6月末までは天候相場期待はできないと考えております。安値を売り叩かない限りは、買うつもりはありません。

※会員募集中です。2週間無料になりますので、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の穀物銘柄記事