先週末に米農務省からトウモロコシの需給報告があることをお伝えし、単収に注目したいと付け加えてコメントしました。結果的に、単収176Bu(前年度176.4Bu)、生産高150憶3000万Bu(同144憶2000万Bu)、期末在庫24億8500万Bu(同20億9500万Bu)と、いずれの数字も前年度を上回っております。つまり、昨年につけたシカゴコーンの安値を試す可能性もあるということです。ただし、上記のチャート(シカゴコーン週足)を見ますと、既に昨年の安値近辺まで売り叩かれており、ファンドポジションがショート(売り越し)になっていることを考慮しますと、あまり下への伸びしろは考えにくい。
ただし、これだけの弱材料が出たため、作付け・生育時期に上昇することはないと考えます。よって、今月から来月半ばまでは上値の重い展開を予想します。突っ込みあれば、利食いをしながらトレードするのが良いでしょう。
東京金は売りポジションのままです。さらに売りまししております。VIX指数低下、ビットコイン上昇していることから、投資資金が金がら放れているように思います。しかも、米中の関税合戦により、リスクオフに動き始めております。今上がれないと、米中貿易摩擦懸念が後退した場合、売られやすくなると予想しているため、ポジションを変えるつもりはありません。
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