東京トウモロコシは、一番天井ではない!?

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2018年9月~2019年5月 東京トウモロコシ日足&MACD&出来高

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2017年11月~2018年7月 東京トウモロコシ日足&MACD&出来高

 昨日の東京トウモロコシのコメントでは、買われすぎ状態とお伝えし、一番天井をつけに動いていると指摘しました。結果的に、本日大幅安となり、会員サイトでは売りポジションの利益確定が成立いたしました。お客様も上手に決済していただきました。

 ただし、まだ一番天井を打ったのか、正直分かりません。しかしながら、この東京トウモロコシ相場が簡単に下げるとは思えません。上記のチャートをご覧ください。上段が今年のチャート、下段が昨年の天候相場時期のチャートになります。このチャートを見比べますと、下段のチャートでは21000円から26000円まで上昇したことが、お分かりになると思います。結果的には、2018年5月21日に天井を付けましたが、半年間上昇トレンドを形成しました。

今年はどうでしょう。天候相場であるため、型にはまることは多くありませんが、今回の上昇は、今月からスタートしたように思います。若い相場です。当然、昨日のように買われすぎの相場は、新規売りも有効と思いますが、6月生育期、7月受粉期を控えており、安値を売り叩くような状況ではありません。

とはいえ、私は、新規売りしか考えておりません。新規で売る場面だけを探りたいと思います。その理由としては、モノの価格は天候相場が終わると、価格上昇により需要が落ち込むケース(レーショニング)があります。しかも、3年間豊作となっていることを考慮しますと、4ドルから5ドルへ大台が変わるとは思えません。

 東京トウモロコシの天井は、当然シカゴコーンの高騰も要因にはなりますが、米中貿易摩擦懸念後退により、バルチック海運指数が反発した場面と予想しております。そこが狙い目でしょう。短期トレードには最適のようです。引き続き、売り場探し継続。

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