東京トウモロコシは、買い方針継続です。本日の上昇は、円安によりファンド筋のショートカバーが入ったように思います。そのため、上がりすぎのようにも思います。ただし、以前にもお伝えしましたが、夏場の上昇相場が米国政治がらみであるならば、今回の上昇予想相場も政治がらみと見ております。
と言いますのも、米中貿易摩擦により米大豆農家は経営破綻しており、小麦農家もダメージを被っているようです。そのことを受けて、トウモロコシ農家の動揺が隠せずに、米政府は大規模な支援策を実施しました。ただし、トウモロコシ農家からしてみますと口止め料にすぎず、かなりの不満を抱えているようです。
そのため、米トランプ大統領は、エタノールに関する巨大プログラムを計画していると述べております。来年選挙を控えている同氏にとっては、やらなければいけない仕事の一つでしょう。米中貿易摩擦により、輸出が低調になった場合、米国在庫が過剰になり、価格を圧迫させることになります。そうなりますと、米大豆農家だけではなく、トウモロコシ農家までもが減少する恐れが出てきます。
と考えますと、必ず何らかの政策を打ち出すと考えます。そう考えますと、本日の高値はやや買われすぎですが、この価格が高値になるとは思えません。東京トウモロコシの上昇を予想するか、下落を予想するか考えた場合、政治がらみで上昇を予想した方が、スッキリします。
よって、〇〇〇〇〇円はすべて買い拾いとします。
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