日経225は、29000円を回復してきました。ただし、来月から日経平均連動型のETFは購入しないとの日銀の発表があったことや、年度末のポジション調整も予想できることから、高値を買っていく相場ではないと考えております。今は、少し静観していこうと思います。
大証金は、イメージ通りの動きとなっております。底堅く推移しておりますが、やはり金へ投資資金が流入しておらず、むしろ未だ流出していることから、上昇し続けることは困難と考えております。大証市場では6000円、NY市場で1700ドルが下値目安になりますが、6150円、1750ドルが今の上値めどになることでしょう。よって、逆張りを意識して臨むのが良いと考えます。
大証白金は、本日日中取引では大証金に連動しておりました。欧州のロックダウン延長により、ユーロ安・ドル高が材料になったため、金との相関性が強まったように思います。しかし、現物市場で1150ドルを下値抵抗にしていることは評価したいと思います。ただ、未だテクニカル面で売り継続となっているため、もうしばらくは上値の重い展開が予想されます。4100円を終値ベースで維持できるようになれば、大証白金相場の流れに変化が出てくると考えております。
建ち玉相談は、電話、メールにて承っております。お気軽にご相談ください。