昨日米ISM製造業景気指数が低下したことでドル安に振れ、そのためNY金が上昇したとのニュースでしたが、実際のところそのニュースはきっかけであり、昨日会員サイトで述べたようにNY市場で大口投機家が買いスタンスであること、米ETFが4.65トン増加したことから上昇したと思われます。しかも、以前から述べていた円安が重なり、大証金は60円近い上昇を見せました。円安はまだ続きそうです。
日本時間6日午前4時にFOMC議事録の公表があります。市場は、タカ派的な内容が公表されると予想しております。確かに、昨年12月14日・15日のFOMCでは、市場の予想通り、若しくは予想以上にタカ派な内容でした。その内容が公表されるわけですから、タカ派的な見方になるのは仕方がありません。
その内容を確認した後に、一旦円高に振れるかもしれませんが、115円を割り込む円高は当面ないと考えております。仮に今回の発表後、円高、若しくはNY金が1800ドル前半まで売られたところで、大証金に買いを入れるのが良いと考えます。昨日コメントした価格まで下がらないかもしれません。高値で買う場合は、必ずロスカットを設定するのが良いでしょう。やり直しがききますので・・・。
大証白金は、テクニカル面で買い転換しました。昨日も恐らく大口投機家のショートカバーが入り、NY市場では983ドルまで上昇しました。テクニカル面で買い転換したため、意識は買いに傾けていこうと思いますが、正直私でも、NYプラチナ970~980ドルは今のところ強気できません。大口投機家のショートカバーが一巡した場合は、一旦売られるところもあると予想し、そのような動きを見せるまで新規買いは控えたいと思います。実際、今の水準では中国実需は様子を見ているようです。南アETFも更に減少していることから、何度も繰り返しますが、今は1000ドルが大きな壁になると考えております。
NY金とNYプラチナの違いは、大口投機家がNY金買いポジションを増やしている一方で、NYプラチナの売りポジションを減らしていることです。それならば、大口投機家はどちらを強気しているのでしょう!⁇
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