資金配分を考え、安値を買い拾う。

東京トウモロコシは、買い方針とお伝えしてきましたが、14日のシカゴ市場では、週間成約高が事前予想のレンジを下回り、しかも収穫進展によるハーベスト・プレッシャー(米農家の現物売り)により、マイナス圏で推移し、東京市場では円高も伴って19200円まで売られました。ここからの安値は、買い拾いと考えておりますが、既に19300円前後で買っている方は一息入れた方が良いでしょう。

来週20・21日に日銀の政策決定会合、FOMが控えているため、ドル円・NYダウの動きに注目されることでしょう。トウモロコシとは直接関係はないところですが、日銀は外債購入に動くのか、FRBは利上げに動くのかになります。この行動がポイントになることでしょう。米利上げは相場に織り込まれておらず、FRBも利上げに踏み切りにくいところ。私の予想でも利上げは無いと考えております。ただし、仮に利上げをした場合は、ドル高円安の動き。しかも、同時に日銀が外債を購入するようならば、少なくとも103円~105円をうかがうことが予想されます。

 つまり、来週はどちらにも動きやすい週になります。テクニカルは売りになりましたが、ここで安値をたたいたからと言って、売る必要性はなく、むしろ資金配分を考え、買っていきたいところです。

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