東京トウモロコシは、未だ買い方針ですが、まだ上がるきっかけが見当たりません。8月5日・8月29日・9月29日に安値を付け、9月29日では弱い材料をすべて織り込んだことから、逆三尊型の完全長期的な底を打ったと考えております。だからこそ買い方針を継続していきたいと思います。
私は今年の5月から売り上がり23000円台は徹底的に弱気しました。しかし、21000円を割り込んでからは徐々に売り玉を決済したことから、19000円台では弱気せずに買いも考えていくとお伝えしました。お客様の多くは、19300円~19700円で買いを仕込みました。まだ利食いしていません。利食えるほどの買い玉もありませんし。
さて、トウモロコシは、買い方針継続です。24日のシカゴコーンが売られた理由は、小麦が売られたことが主因であり、トウモロコシの材料ではありません。そのため、3.50ドル以下を弱気する必要はないでしょう。しかも、今すぐの話ではありませんが、世界的に有名な著名投資家のジム・ロジャース氏が、これからは株は買わず、農産品に注目していると、26日付の中国英字チャイナーデーリーに掲載されたインタビューで述べたようです。3期連続の豊作の裏側を見据えた大物投資家の参入、トウモロコシに資金を流入するかは分かりませんが、その動きがはっきりしてくるようなら、予想以上に反発するかもしれません。買い玉維持のままです。