東京トウモロコシは、乖離率を見て売りも考える。

 前回のコメントでは、9日の米需給報告でトウモロコシの期末在庫が、前回見通しより下方修正されるようならば、21000円台も考えられるとし、今はあまり弱気せずに、20000円を下値と考えて、〇〇〇〇〇円どころまで押せば買い拾うのが良いとコメントしました。ただし、状況によっては、高くなったところで売りを考えていきたいと述べました。

さて、今回の需給報告ですが、前回と据え置きの数字でした。輸出も上方修正されずに据え置かれました。ただし、本日は東京市場が大幅上昇となっております。おそらく、出来高もそこそこできていますので、売り方ファンドの買戻しが入ってきているように思えます。ファンドの買戻しが出た後は、ファンドは新規買いをするのでしょうか!?おそらくそれはないですね。ファンドは売り玉を買い戻した後は、次の材料で動くと思いますので、タイムラグはあると思います。ファンドが撤退した後は、相場の動きは狭くなることでしょう。つまり、上値〇〇〇〇〇円まで伸びるようであれば、下値は20000円から500円切り上げて、20500円が下値の抵抗になると考えており、上げたり下げたりの繰り返しになると予想します。もうしばらくすると、逆張りの動きが予想されます。

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