本日、日本時間13日午前2時に需給報告があります。以前21000円から売り方針としながら、22000円を付けてから短期買い方針に移行し、22250円まで上昇したものの、21700円台まで再度売られることとなりました。これは、シカゴコーンが3.6ドルまで買われ、更なる高値を出すことができずに、円高に為替が振れたため、買い方の利食いで売られたようです。私が買い方針としたのも、海上運賃が底値から切り返してきたこと、ドル安によるシカゴ高で大きな上昇は望んでいなかったものの、21700円台まで売られるとがっかりしてしまいます。
本日の米需給報告の事前予想になります。
生産高 151億9800万Bu(前回見通し152億2600万Bu)、単収 175.3Bu(同175.3Bu)、期末在庫23億9600万Bu(同24億0300万Bu)といったように若干の下方修正見通しになります。最終生産高であるため、本当に単収が175Bu以上だったのか気になるところです。
今後の展開ですが、ここにきて南米の理想的な天候や、ドル高などを材料として売られたため、弱気ムードになっております。だからと言いましても、前月の需給内容とほぼ同じ数字ならば、シカゴコーンは3.75ドルがいっぱいであるため、積極的に買えません。ただし、
このドル円チャートを見ましても、東京トウモロコシが20000円割れの為替レートは100円そこそこの値段であり、その水準から10円円安となっていることから、2500円のコストアップであることがいえましょう。19000円から2500円のコストアップならば、21500円が下値の抵抗になるため、安値を売る相場ではないと考えます。ここは需給報告を確認する必要がありますが、基本は買い主体で臨みたいと考えております。
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