東京トウモロコシは、以前から売り方針とお伝えしました。しかも、需給相場であるにもかかわらず、昨年の天候相場の価格に近づいている(為替コストを踏まえて)不思議な現象を説明し、昨年高値23750円は上抜けないと予測、会員サイトでは更に23300円から売り方針を徹底的に指示いたしました。結果的に22000円台まで値を削ったことになります。
さて、東京トウモロコシですが、売り方針は継続です。正直、値ごろ感は不要になります(ゴムのように高値覚えをしてしまえば、安いところで買いを考える。その必要性はない)23000円以上が買われすぎた相場であるならば、23000円が上値の抵抗になります。しかも、供給過剰であるだけに高値で誰が買うのでしょう!?高くて買う人は、今現在トウモロコシを必要としている人だけ。それが済めば、安くなったところを買いたいという人はいても、高いところをわざわざ買いに行く人はいません。
本日、米農務省から1年間の需給報告があります。重要にはなりますが、その発表から17年度の米国作付面積の予想が増えてきます。高値で推移している分、昨年度より下方修正されるか疑問です。よって、値段が高ければ作付増加予想で売られ、値段が安くなれば需要増加で下値サポートされるため、シカゴ3.7ドル以上はまだ売りのままでよいでしょう。
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