東京トウモロコシの売り玉利食いしたものの、売り方針には変わりなし。

昨日の東京金のコメントでも述べましたが、昨日から東京トウモロコシの売り玉を利食いしております。

本日で売り玉ほとんど決済しました。売り玉を決済した理由ですが、下記のチャートをご覧ください。東京トウモロコシ480分足になります。つまり、8時間足ですね。そのチャートにRSIを重ね合わせました。14本と42本の乖離率が10ポイントに拡大していることから、一旦下げ止まりを見せる可能性があると判断しました。

キャプチャ1

次に下記のチャートは、シカゴコーンの日足になります。それに取組を重ね合わせたものです。その取り組みを見て頂きますと、価格が下げているにも拘らず、取組が増加しております。なぜ増加しているのでしょう。ファンドが、安いから買っているのでしょうか?私はそうではないと思います。むしろ、買っているファンドが、手じまい売りをして、新規で売っているかは分かりませんが、恐らく下げたことによりファンドは売りポジションを増加させていると予想します。しかも、ここ最近は弱材料が出始めていますから。

ファンドの売りポジションが増加しますとどのような現象が起きるかですが、きっかけ一つで売り玉の買戻しが入りやすくなるという事です。もし仮に、シカゴコーン市場の下げている理由が、買い方ファンドの手仕舞い売りのみならば、それが一巡しますと、上がりも下がりもせずに、底練り相場になるケースが考えられます。

ただし、今回のようにファンドの売りにより価格が下がった場合は、ファンドの売りが止まり次第下げにくくなり、その買戻しで、反発することも考えなければいけません。

キャプチャ2

ただし、私がこのような話をして、売り玉を利食いしたと言っても、新規買いはするつもりありません。また戻れば売るつもりでいます。それは、シカゴコーンの価格がまだ高いこと、為替が円高方向であること、海運指数が高値圏で推移している事。まだ売り方有利と考えております。

※会員募集中です。2週間無料となっておりますので、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の穀物銘柄記事