以前から東京トウモロコシは、戻り売りで対処とお伝えし、シカゴコーン3.7ドルは高すぎる値段とコメントしました。しかも、作付遅れでシカゴコーンが買われたとしましても、山は高くないと予想。〇〇〇〇〇円まで戻れば売り方針としました。
さて、東京トウモロコシですが、安値からかなり切り返したため、売り場を探しております。まだ売っておりません。上記のチャートは、シカゴコーンの日足に取組高を合わせたものになります。3.54ドルまで一旦売られましたが、再び3.7ドル台まで上昇しました。昨日のシカゴ市場の上昇は、5月1日から5日までの降雨予報によるもので、昨年度の9400万エーカーから今年度の9000万エーカーと作付面積が減少しているにも拘らず、作付進捗率が17%と昨年のペースよりかなり遅く、平年も下回ったことから、売り方ファンドのショートカバーが入ったと考えております。一方、東京トウモロコシは、シカゴ市場上昇と円安が重なり、売り物の手控えによる急伸と見ております。
正直、お客様の売り玉は下げ道中ですべて手仕舞いしましたが、会員サイトの売り玉は昨日ロスカットが入ってしましました。正直、21900円台まで上昇するとは思いませんでした。しかし、この上昇は売り場提供と考えるべきでしょう。なぜならば、既に5月の降雨予報で買われているだけであり、まだ作付は始まったばかりで、なぜこんなに作付遅れに敏感になるのか疑問です。恐らく、私の予想では、シカゴコーンにおけるファンドが売り玉を増加させていたため、その買戻しを導くための材料に過ぎないと考えております。そのため、今の取組も高水準であるため、この取り組みがほぐれない限りは、一方向での下げは期待できません。
つまり、ここからの対応としましては、高値を売り、安値はある程度利食いも視野に入れつつ、取組が減少、ファンドの売りポジションが解消したのを確認し、再度売りでの対応が良いと考えます。
分かり辛い点もあると思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。
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