金・白金・トウモロコシのミニコメントを掲載。

 東京金は、未だ売り方針。ドル安がNY金の相場を支えている要因。つまり、トランプ政権に対する不信感が、ドルの上値が重くなっているようです。どうしても、NY金は底堅くなりますが、少々ファンドが買い始めているため、再びドルが反発するようならば、NY金の下げ足を強めると見ているため、売り玉維持。または、再度売り狙い。

東京白金は、15日のNY市場でまとまったファンドの買戻しが出ていないと見ているため、買い玉維持のままです。買い増しを考えるとしましたが、3400円前半の水準ならば様子を見るべきでしょう。ここ最近、南アランド高、南ア鉱山会社株価反騰、ロンドン・南ア白金ETFの残高が増加傾向にあるといったことから、NY白金は底堅く、ファンド売りの買戻しが入りやすくなることでしょう。恐らく、NY白金市場では、若干ファンド売り玉の買戻しと、新規買いにより反発はしておりますが、完全にファンド売り玉の買戻しは入っていないと考えます。

最後に、東京トウモロコシですが、こちらの方もシカゴ市場でファンドが大量に売っているため、天候異変でファンドの買戻しが入り、シカゴコーン3.8ドルまで上昇すると予想し、既に22000円前後で売っておりますが、23000円台もあると思い、売りで待ち構えておりましたが、その水準が無かったことから、売り損ねました。NY白金とは異なり、需給が完全に緩和しているため、ファンドの買戻しも入り難いのかも知れません。白金とコーンを一緒にする必要はありませんが、やはり天候相場のファンド売りポジションは警戒したいところです。本日、22300円どころで取引終了したため、上値は限定的と考えているため、再度戻りを待っての売り方針としていきます。上値抵抗は、〇〇〇〇〇円と予想します。

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