東京トウモロコシは、7月11日ごろから売り方針で臨んできました。なぜならば、買われた理由が高温乾燥で、トウモロコシの単収が減少するとの予想が出ていたからです。そのため、徹底的に売り売りで対処しました。その結果、8月2日には21210円まで下落することとなりました。しかし、会員サイトでは、利食いの指値を21200円以下としたため、売り玉の利食いは入らず、昨日21600円前後で成立しました。
ここからは中立です。今は戻りを入れる時間帯でしょう。一部のお客様には、買いも推奨しております。それはなぜなかと言いますと、10日の需給報告前に、市場の予想は単収が減少するとの見方が大半であり、シカゴコーン市場におけるファンドのポジションは、売りが増加しているからです。お分かりになると思いますが、ファンドの売りポジションが増加している中で、明後日の需給報告で下方修正するかもといった予想になっておりましたら、その発表前に売りポジションは軽くしておこうと考えるのが通常です。そうしますと、発表前は下がらないという事になります。発表後は、売り方ファンドの買戻しが一巡し、数字に前月見通しとの変化がない場合は、再度売り叩かれると予想しますが、それも見てみないと分かりませんが、私は〇〇〇〇〇円まで反発したところでは、10日の需給発表前としましても売りを考えていきます。
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