前回(8月23日)の東京トウモロコシのコメントでは、シカゴ市場でファンド玉が豊作を見込んで売りポジションを膨らましているため、今現在行われているプロファーマー社が主催するクロップツアーで、悪い数字が出た場合は、反応しやすいと考え、20800円どころは弱気する必要はないとお伝えしました。
主な米国の州の単収は以下の通りです。
オハイオ州の単収は164.62Bu(過去3 年平均159.81Bu)、サウスダコタ州は147.97Bu(同156.141Bu)、ネブラスカ州は単収が165.42Bu(同162.51Bu)、インディアナ州は171.23Bu(同167.13Bu)、イリノイ州は単収が180.72Bu(同187.37Bu)、アイオワ州は北西部178.67Bu(昨年191.87Bu)、中西部179.36Bu(同181.07Bu)、南西部185.09Bu(同191.87Bu)、そして先週末に発表されましたクロップツアーの結果は、2017年の生産高を139億5300万ブッシェルと予測し、単収は167.1Bu(米農務省予想169.5Bu)でした。
今月に発表されました米農務省の需給見通しを下回る内容となり、本日はシカゴ時間外取引で買われることとなりました。もうしばらく、下げ渋りを見せる時間帯と考えております。なぜならば、ファンドが売りポジションを増やし、そのまま維持しているため、売りポジションの解消でシカゴ市場は反発すると考えております。その反発したところを売るのがセオリーでしょう。私は、〇〇〇〇〇円以上で考えております。
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