東京トウモロコシは、徹底的に売りで考える。

 東京トウモロコシは、私がないと考えていました22000円を突破してきました。この突破した理由としましては、産地の収穫遅れによるもの。思惑にはなりますが、価格が低水準であるため、米農家は収穫を遅らせているのではとの見方もあり、シカゴコーンは膠着状態となる中、東京市場では114円台までの円安が進んだことで、東京トウモロコシは22000円台を付けました。しかしながら、私は徹底的に売っていきたいと思います。会員サイトでは、21000円以下の買い玉は21500円前後で利食いとなり、〇〇〇〇円どころで新規売り指示いたしました。その売り玉が、昨日ロスカットにヒットしてしまいました。ただし、テクニカル面では買いに変わっているものの、ここから買い上げる相場ではないと考えております。その理由として、①期末在庫が23億BU以上あること②収穫は必ず進展する事③需給相場であることです。

 収穫時期の収穫遅れは、ほとんど材料になりません。一年間で相場が動きやすいのは、天候相場です。なぜならば、まだモノができていない。(豊作か、不作かがハッキリししない)そのため、天候の状況を見て、市場は思惑で豊作・不作の判断をします。つまり、理想や予想の相場という事になり、収穫時期ではモノが出来上がっているため、現実の相場を理解する必要があります。モノの価格は。ゼロにはなりません。簡単に言うと、安くなれば買い手(実需)が出やすく、高くなると売り手(供給)が出やすくなります。この事が、一番大事になります。

 そのように考えますと、私は今のうちに徹底的に売っていきたいと思います。ただし、大きくは狙えませんので、ほどほどで利食いも考えます。

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