本日は、久しぶりに東京トウモロコシのコメントを致します。今週末、12日には米農務省から需給報告があります。2017年ー18年度の最終生産高の発表があります。この数字により、市場はどれだけの期末在庫があるか明確になるというわけです。
海外主要通信社の調査によりますと、生産高の予想は145.57億Bu(12月見通し145.78億Bu)、期末在庫は24.14億Bu(同24.37億Bu)と、若干の下方修正を予想しているようです。この下方修正は既に相場へ織り込まれており、さらに下方修正されるかが焦点になります。
これ以上下方修正されないようならば、やはり350セントが上値の抵抗となり数字によっては、330セントを目指す可能性があります。5年連続の豊作は確定であり、どんなにことが起きたとしましても(原油高・南米作付遅れ、生育悪化など)上値は限定的と考えます。
今東京市場で、高止まりしていますのは。やはり原油高、次にリスクオンの動きと考えます。ただし、どこまでも買われる相場ではないため、今月の高値は更に売り増しするのが良いと考えます。