東京トウモロコシは、正直売り方の辛抱する時間帯のようです。正直、ファンダメンタルズだけを見ますと、上昇する相場ではなく、シカゴ市場においてファンドが売っているからと言って、買い向かう相場でもないと考えております。ましてや、海上運賃が高くなっているわけでもありません。以前からお伝えしていました、NY原油高は継続しておりますが、為替は円高というわけであり、正直22000円を軽々と超えていく相場は、予想しておりませんでした。
相場は、理不尽とは言いませんが、上昇している理由が明確にならない限り、上昇し続けます。ただし、世界的な大豊作である限り、シカゴ市場の上値は重くなり、当然内外の価格差が縮小しますと、商社の売りが出やすくなるのも事実です。今は、商社の売りが手控えられているため、このような相場を演じておりますが、昨年8月30日に20590円から2か月後の10月27日に22010円の高値を付け(1420円幅)、1か月後の11月28日21120円の安値から約2か月後の本日22630円(1510円幅)と、2段上げのリズムで上昇していることから、そろそろ上値が見えてきていると考えております。
そう考えますと、売り玉を決済するよりは、むしろ売りを考えていくところと判断しております。しかしながら、突っ込みを売るのではなく、多少のリバンドを売ってみるのが良いでしょう。
※会員募集中です。2週間無料になっているため、お気軽にお申し込みください。