東京トウモロコシは、売りポジション維持のままです。上昇にも過熱感がないため、下げが加速しません。しかも、南米の天候懸念が再び浮上しているため、ファンドの買いが入りやすくなっております。
以前からもコメントしておりますが、今月中旬以降から米国の作付面積(2018年度)の予想が出始めます。中旬以降からは、市場の目が南米から米国に移行すると考えます。しかも、今ではアルゼンチンの乾燥天候懸念により、市場が強気になっていることや、東京市場が昨年8月末に底打ちし、そこから6か月目の上昇に突入していることから、買い疲れが出ても不思議ではありません。ただし、東京市場で〇〇〇〇〇円を下回らない限りは、テクニカル面でも売られにくいため、その水準を割り込んだのを確認して、売り乗せするのが良いと考えます。
因みに先週末のCFTC建玉明細を見ましても、ファンドの売りポジションが大幅に減少し、新規で買っている向きがありますので、今月がポイントの月になると考えております。
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