東京金は、本日東京金が昨年12月13日の安値を下回りました。チャート悪化、テクニカルは売られすぎの領域に入り、売り叩かれる場面もイメージしておく必要がありますが、本日の水準は弱気したくないところです。強いて言うのならば、高値で言いますと、今年の1月4日・5日のような水準と判断しております。
東京トウモロコシは、売り方針継続とします。シカゴコーン中心限月5月限が、3.8ドルを維持するとは思えません。ある程度18年3月限から5月限に乗り換えがほぼ完了しており、ここからが米国の天候相場を意識した動きとなります。南米の天候をはやして買われましたが、世界の生産量の10%が南米(ブラジル・アルゼンチン)、36%が米国になります。つまり、米国がこけると、需給ひっ迫感が出てきますが、南米で需給の変化は限定的と考えます。因みにウクライナの世界シェアは2~3%程度。しかも、既に米国南部の天候をはやして買われておりますが、南米はマイナー地域であり、基本は中西部の東域・西域が主流となります。つまり、南米の感想気味の天候は当然のことであり、材料としては弱いと考えております。
上記のチャートは、東京トウモロコシの日足に、移動平均線を重ね、MACDとRSIを組み合わせたものになります。このチャートを見ますと、ようやく上値が見えてきたと考えております。もちろん、本日売られた理由としましては、原油安・株安の影響も強いかと思いますが、徐々に上がりにくくなっていると考えております。ただし、上段の移動平均線を見ますと、完全に中期線を下回ったわけではないため、若干の反発も意識しておく必要があります。MACDも同じく、売りに完全い転換したわけではなく、RSIではちょうど中立の水準まで押したところになります。矢印で示しておりますが、中期線を下回ってくるようならば、恐らく戻りはなくなると考えております。基本売り方針で継続していきます。
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