昨日の東京金のコメントでは、売られすぎになっているため、弱気はしたくないといった矢先に、本日反発しました。日本時間22日午前3時30分のパウエル新FRB議長の記者会見と、ドットチャートなどに注目が集まっているようです。しかし、市場は既にそのことを受けて、19日のNYダウ安、ドル高、NYダウ安によりNY金反発といった動きとなりました。昨年も、3月のFOMCで利上げに踏み切り、その後、1200ドルから1300ドルまで上昇した経緯があります。その一方で、ドル円は売られることとなりました。東京金は、一時的に下振れを見せましたが、安値から130円上昇しました。昨年と同様な動きをするか疑問が残るところではありますが、今年はFOMC発表前にNY市場でもファンドの買戻しが入り、反発したことから、一時的にNY金が売り叩かれる場面を想定しておく必要があります。しかしながら、東京金日足〇〇〇〇円以下、東京金週足〇〇〇〇円以下は売られすぎになります。その水準では弱気せずに買いチャンスを待ちたいと思います。
東京トウモロコシは、昨日売り叩かれた反動で、反発しました。基本は売り方針です。シカゴ小麦や大豆に左右されて、上下の振幅を演じておりますが、南米の生産も確定する時期にきていることもあり、市場は南米から米国へ関心がシフトし始めることでしょう。29日には、米農務省から作付意向面積、及び四半期在庫の発表があり、やはり注目されますのは四半期在庫になると予想します。どれだけ、需要が増加したかを確認することができます。もし仮に、予想を上回る四半期在庫ならば、シカゴ市場でファンドのロングポジションの解消が出始めることが予想されます。ここは、〇〇〇〇〇円が上値の抵抗と見て、売り方針継続とします。
※会員募集中です。2週間無料になりますので、お気軽にお申し込みください。