東京トウモロコシは、徐々に上値が重くなってきていると考えます。いよいよ、明日29日は米農務省から作付意向面積、四半期在庫の発表があります。市場関係者は、作付意向面積が前年度を下回り、四半期在庫は1920年代以降で最高の水準まで増加すると予想されております。正直、作付面積は強気、四半期在庫は弱気という中、市場はどちらも織り込んでいないと考えております。
しかも、シカゴ市場を見ますと、ファンドの買いは依然として居座っており、新規で売っているファンドがいることを考慮しますと、本格的な天候相場(6月~7月)入りする前に、買い方ファンドの整理がされるまでは、天候相場入りの材料は、ほとんどが弱材料に反応すると考えております。
よって、〇〇〇〇〇円台は売り方針継続とします。
東京金は、意外と押しました。NY市場でファンドが、貿易戦争を材料として大量に買い進んだ一方で、2日前の世界12か国金ETF保有残高が、18トン近く減少していたため、NY金もやや上値が重くなったように思います。そうなりますと、東京市場では為替が円安に進むしか上昇余地はないと考えております。ただし、昨日の森友問題にて佐川前国税庁長官の証人喚問の内容を考えますと、円安がすぐに進むとは思いません。・・・が、しかし、森友問題を日柄で織り込むようならば、来月以降〇〇〇円近辺までの円安も考えられます。そうしますと、東京市場はコストアップも視野に入れておくべきでしょうが、今はゆっくりコツコツと買い拾うのが良いでしょう。
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