東京トウモロコシは、材料出尽くし感があります。昨日の需給報告を見ますと、ポイントとしましては単収174Bu(前年176.6Bu)に供給面が下方修正、飼料用需要・輸出の需要面が下方修正されたことです。ここにきてドルが堅調に推移しており、トウモロコシの需要が落ち込む可能性があります。しかも、今回の単収は、作付遅れだけで2.6Bu下方修正されました。つまり、ドルが堅調・アルゼンチン・ペソ下落=需要は落ち込み、仮に天候が回復・作付けが急ピッチに進むことにより、単収は174Buから176Buにも上方修正される可能性が出てきます。6月の需給報告では弱気の数字が出てくることも予想されるため、ここからは徹底的に売っていきたいと思います。
東京金、東京白金共に買い方針です。ここ最近のコメントでは、ドル安がNY市場を押し上げる力となるため、東京市場は買われやすいと考えております。ただし、ドル高の動きが終了したわけではないため、東京金の上値は限定的。東京白金は、NY市場におけますファンドが売り込んでおり、売り込んだ価格帯は〇〇〇~〇〇〇ドルであるため、どの価格を上回りますと、ドル高にも拘らず買われる可能性はあります。買いのメインは、東京白金です。
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