いよいよ、本日米農務省から需給報告があります。日本時間13日午前1時。
昨日、シカゴ市場で10セント売られましたのは、その発表で生産高が増加するとの予想や、米中の貿易摩擦懸念によるもの。果たして、本日はどのような展開になることでしょう!?
本日は、大事な一日になりそうです。正直、売りポジションは維持とします。売りの考え方には変わりありません。本日の焦点になると考えておりますのが、新穀(2018‐19年度)の単収。前月見通しでは、作付遅れ懸念から、米農務省は旧穀(2017‐18年度)の176.6Buから引き下げ、174Buと下方修正してきました。そのため、市場は強気に反応しました。しかし、既に作付は終了し、作柄の良以上は70%後半と、良好な数字であるため、この単収を上方修正してくるかがポイントになります。単収据え置きならば、多少のリバンドは意識しておく必要があるでしょう。一方、旧穀と同じ単収へ上方修正するようならば、ファンドの売り圧力から、下落が予想されます。
それにしましても、東京市場がシカゴ市場に比べ、売り叩かれにくくなっております。シカゴ市場が3.6ドル後半ならば、東京市場では24000円を下回ってもおかしくありません。これは、海運指数高と原油高・円安が下値を支えているように思います。
いずれにしましても、今夜の発表を注目していきたいと思います。
※会員募集中です。2週間無料になっておりますので、お気軽にお申し込みください。