本日は、東京トウモロコシのコメントを致します。東京トウモロコシのポジションは、正直ほとんどありません。以前にもお伝えしましたが、まだ戻り売りで考えていますが、ここにきてやや下値抵抗し始めてきているようにも思います。そのため、今売りで攻めても妙味ありません。
上記のチャートは、東京トウモロコシの日足になります。23000円を7月12日に割り込みましたが、私自身23000円がかなり強力な下値支持線に思います。シカゴコーンでも、12月限で3.5ドルは反発しても不思議ではない価格帯と感じております。今月受粉期を迎え、シルキングが63%と昨年度・過去5年平均37%を大幅に上回る数字となっております。今後の天候・気温予報を見ましても、高温乾燥にはなりにくいため、シカゴコーンが戻れば売られやすくなるでしょう。ただし、当然価格が下がりますと、今度は強材料に反応しやすくなるため、しばらくは3.5~3.7ドルのレンジを予想しております。
とは言いましても、米農務省が、今現在の生育状況を完全に数字化しているとは思えません。12日の需給報告でも単収が据え置かれておりました。7月1日現在の見通しであるため、受粉期が終わっていない現状で、作柄良以上70%台をあまり参考にしていないようにも思えます。しかし、受粉期が進むにつれ、来月の米農務省から発表されます需給報告で、いよいよ単収が引き上げられるかもしれません。そうなりましたら、更にシカゴコーンは売り叩かれ、〇.〇ドルまで下落すると予想しております。
つまり、売り方針ではありますが、今後数週間は行ったり来たりの相場になりそうです。仮に〇〇〇〇〇円どころまで反発するようならば、新規で売っていこうと思います。
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