東京トウモロコシは、供給過剰再確認

 東京トウモロコシは、売り方針継続と考えております。日本時間12日午前2時に、米農務省から需給報告がありました。その内容で注目しましたのは、やはり前回大幅上方修正しました中国の期末在庫になります。11月の報告で、中国新穀在庫が、5850万トンから2憶0749万トンに大幅上方修正されたことにより、市場は懐疑的な見方が広がりました。しかし、今回の報告でも据え置きとなっているため、供給過剰が再確認されたように思います。

 しかも、米国産トウモロコシもエタノール需要の落ち込みにより、期末在庫は17億8100万Buと前回見通しに比べ、上方修正されました。

 ただし、需給相場であるため、大きく下落する可能性は薄いものの、上値は限定的でしょう。基本は、〇〇〇〇〇円以上ならば、徹底的に売ってみるのも良いと考えております。

 東京白金は、昨日中国が米国輸入車への関税を引き下げ決定したことで、米中貿易摩擦懸念が和らぎ、内外ともに反発しました。しかしながら、このままV字反騰は考えにくく、下値での値固めが必要になることでしょう。昨日のコメントでは、東京金との価格差について述べましたが、私の予想では、ここから東京金と同じような動きをすると見ております。徐々に東京金と東京白金の価格差が広がりにくくなりましたら、東京金売り・東京白金買い、若しくは東京白金買いをしていこうと思います。東京白金の買い場を探していきたいと思います。

※会員募集中です。2週間無料となっているため、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の穀物銘柄記事