東京トウモロコシ、下げたとしても追撃売りは・・・。

東京トウモロコシは、本日400円安(12時30分ごろ)。ただし、まだ売りは考えにくい。

 最終的には、売り狙いするつもりですが、もう少し過熱した相場が欲しいところです。過熱とは、強材料が蔓延し、買いつく相場のこと。正直、今の相場は買いついておりません。シカゴ市場では、ファンドが売りから買いに転換しましたが、東京市場では一般投資家が、まとまった利食い売りを入れ、ファンドは売り買いほぼイーブン。商社はやや売りのバランスとなっております。仮に、狼狽売りが出るとしましたら、少なくとも東京市場でファンドが〇〇〇枚買いポジションが欲しいところ。そうしないと、投げ売りをする役者がいません。

 私が売りたくない理由は、作付け遅れ→作付け放棄→生育悪化の流れがあると予想しているからです。そのシナリオ通りならば、今の4ドル20セントは安く感じます。ただし、作付けが完全に終了した場合は、4ドルを割り込む可能性もあるため、その時は考え方を改めていきます。

 作付けが完了したか否かは、今月末に発表されます作付け推定面積でしか分かりません。恐らく、11日の米農務省から発表されます需給報告では、3月末に発表した作付け意向面積を用いり、単収が下方修正されることになると予想します。そうしますと、その需給報告では相場の下落に発展しないと考えるのが妥当でしょう。つまり、今月いっぱいは高値から押す場面(下がる場面)があったとしても、底堅い動きを予想しております。

 もうしばらく様子を見ながら(材料とファンドの動向)、〇〇狙いしていきます。

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