東京トウモロコシは、売られやすい相場となっております。昨日は、1月限と7月限の内部要因についてお伝えいたしました。そのため、やはり売りが有利であることをお伝えいたしました。本日は19300円を下回ってきました。こうなりますと一層弱気に傾く可能性があります。
22日からプロ・ファーマー社が主催しましたクロップツアーが始まり、現地調査初日を終え、オハイオ州のコーン単収見通しをエーカー当り148.96Buと予想し、米農務省見通しの163Buを下回りました。一方、西部のサウスダコタ州は149.78Buで、米農務省見通しの147Buを上回りました。オハイオ州が下方修正されたにもかかわらず、シカゴ市場で売られたのは、やはり直近のシカゴ市場の戻りは、今月12日需給報告の数字に懐疑的な見方があり、そのため売り方ファンドも買い戻してきた表れのように思えます。つまり、このクロップツアーで上方修正された方が材料視され、売られやすくなるように思えます。
戻り基調、20000円台乗せは売り方針と述べましたが、20000円はかなり遠い目標になりそうです。プラス圏になった場合は、売りを考えていきます。
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