東京トウモロコシは、売り叩きにくくなってきました。シカゴ市場では、期末在庫 22億8700万Bu(前月20億8100万Bu)、生産高 147億8400万Bu(同145億4000万Bu)、単収 170.8Bu(同168.0Bu)やハーベストプレッシャー(農家の売り)を織り込みに動いているようです。ただし、東京市場は19000円を割り込みましたが、更に売り叩かれる相場展開にはなっておりません。ドル円が100円~103円まで上昇したから!?そうではないと思われます。期近に商社系の買いが入ったことから、期近が下がりにくくなり、東京市場におけるファンドのロールオーバー(限月乗り換え)が終了したことにより、売り叩く筋もいなくなったように思えます。市場は、先週に報告したプロファーマー社のクロップツアーの数字を無視しているように思え、もし仮に来月12日の需給報告で同社の数字が表立った場合は、〇.〇ドルまで反発することでしょう。よって、今後の安値を売るのではなく、買いで考えていきたいと思います。
※会員募集中。2週間無料となっているため、お気軽にお申し込みください。