東京トウモロコシは、買い方針です。
3期連続豊作、しかも今年は大豊作となっております。2.8ドルまで下がるとのコメントもあるみたいですが、私は正直その値段はないと考えております。以前から私は売り売りとお伝えし、3ドル~3.2ドルまで売られると予想、8月31日に3.14ドルまで下落、その水準から切り上げているようです。3ドル前半まで売られ、ファンドや市場の雰囲気(弱気の材料蔓延)により、買い方針を東京市場で19300円前後から指摘しました。
それならば、なぜ下値が3~3.2ドルなのでしょう。以前からお伝えしていますが、2005年エネルギー政策法でトウモロコシをガソリンに混合させるエタノール需要により、2006年には2ドルの水準から3.2ドルまで上昇しました。本来、大豊作ならば、どこまで下がるのという疑問を抱くわけですが、下値を見極めることにより、新規で買うことができるというわけです。
エタノール需要がなくなれば、3ドル割れ、若しくは2.5ドルまで下げても不思議ですが、コーン価格が下げることにより、実需の買いが入りやすいため、3ドル割れはないと考えます。
12日は米農務省から需給報告があります。そこで、先月の単収を修正するかがポイントになります。ただし、単収1エーカー当たり175Buでも3ドルを割り込むことができなかったため、仮に177~178Buまで上方修正しないようならば、サプライズで暴落することは考えにくいところ。よって、買い玉そのまま維持とします。