東京トウモロコシは、買い方針継続とします。ただし、日本時間13日午前1時に米農務省から需給報告があり、供給の多さを改めて数字で確認した結果となりました。需給報告の数字は以下の通りです。
期末在庫 23億2000万Bu 23億8400万Bu(前回見通し)
生産高 150億5700万Bu 150億9300万Bu(前回見通し)
単収 173.4Bu 174.4Bu(前回見通し)
この数字だけ見ますと、なんで下方修正されているのに、シカゴコーンの価格が8セントも安いのか!?ですが、基本的な考えで言いますと、在庫率16%=3.4ドル台ではないという事になります。今回は、世界在庫や米国の旧穀在庫が増加している一方で、新穀の輸出が増加する見通しであることが明らかになったと考えております。つまり、今回の需給内容はやはりサプライズではなかったという事になります。11月、12月の需給報告は、今後材料になりにくいため、これからは南米の天候相場の影響があると考えております。
よって、ここからは底堅い展開になりますが、もうしばらく時間がかかると思われます。