FOMC後は、ECB理事会、米雇用統計。17:52

 本日は、FOMC発表前ということもあり、ポイントだけお伝え致します。

 フェドウォッチによる0.25%利上げ確率は、99.1%となっております。ほぼほぼ0.25%利上げで決まりのように思います。ここ最近のFRB動向を見ましても、市場と寄り添うような形で数字を公表しております。そのため、9割がたサプライズはないと考えます。ただし、市場は来月で利上げ終了するのか、年内利下げの可能性があるのか、声明文やパウエルFRB議長の記者会見でヒントを探ることでしょう。その上での市場の反応が重要になります。いつもお伝えしていますので、常にご覧いただいている方はご存知かと思いますが、FOMCの発表後、日本市場がスタートしますが、その後の米国市場の動向を確認する必要があります。安易な決め打ちは避けましょう。

現時点で、ドル高に振れていることを見ますと、市場はややタカ派的な内容を視野に入れているのかもしれません。

ただ、FOMC後は、ECB理事会、米雇用統計を控えていることもあり、米ドル・ユーロ・米国株価指数の変動が大きくなる可能性があります。今週は、注意しておきましょう。

 

 大証金は、大幅下落は考えにくいと思い、1対2の買い越しで様子を見ています。ただし本日の会員サイトでは、高値で一部買い玉利食いを提案しましたが、指値が入らず現状維持です。仮に、終値ベースで〇〇〇〇円を下回った場合は、相場下落を警戒した方が良いでしょう。

 

 大証白金は、未だ売り目線で見ていきたいと思います。やはり、NYプラチナの上値が重くなってきたように思います。過去のブログで述べていますので、理由についてはそちらをご覧ください。イメージとしては、一旦大口投機家買いポジションの手仕舞いを誘発する動きが考えられます。そうなりますと、一旦は反発する場面があると思いますが、ロスカットを余儀なくした同筋が透かさず買う行為をしてくるか疑問です。恐らく、その後はレンジ相場になるか、若しくは引き続き上値の重い展開になるかだと予想します。今のNYプラチナは、ポジティブ材料を受け止めて、ネガティブ材料をスルーしているように思います。相場の底堅さを確認する上では、ネガティブ材料に対し相場の下げ渋りを見る必要があります。

 

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