円と日経平均の関係性。大証金・大証白金は、円安が。。。17:21

(ドル高要因)

 昨日、FRB高官による6月利上げ示唆する発言で、ドル高・円安の流れとなりました。しかも、市場は年内利下げを意識しドル売り圧力をかけたことで、ドルが反発しやすかったと考えます。

(円安要因)

一方、円に関しては、日本株高が影響していると言われてます。現時点で、日本株を買っているのは海外投資家であり、本来ならば円を買って日本株を買うのですが、今回に限っては低金利の円を借りて日本株を買っているようです。そのため、需給にさほど影響が出ていないと考えます。

(日経平均、及び日経225)

 本日も日経平均が高値を更新しました。個人投資家が様子見姿勢の中、海外投資家が買い煽っているようです。価格が上昇すると、極論を言い出す方が出てきますが、あくまでも海外投資家動向次第であり、日本企業業績が上向いているといった安心感はありません。よって、2022年2月の高値を上抜けたことで、3日~4日は下げ渋りを見せると予想しておりますが、いずれ買われすぎの修正安はあると考えます。昨日も述べたように、日経225は最小枚数で売ってみるのも良いでしょう。

【大証金】

 大証金は、再び8600円台まで下押ししました。想定内の動きです。ただし、以前から指摘していますように、吹き値を強気するのではなく、利食いを意識するのが良いでしょう。NY市場動向を見ますと、やはり2000ドルを割り込んで、大口投機家の手仕舞い売りが出ているように思います。たまたまかもしれませんが、ドル売りとNY金買いをセットで維持していた投機家がいたのかもしれません。今回のドルは、弱気をしすぎた分、未だ反発しやすいと考えます。そうなりますと、やはりNY金の上値も重くなります。ただし、大証金は、円安がサポート要因となり、〇〇〇〇円台はストップロスを設定し、買い拾ってみるのも良いでしょう。

【大証白金】

 大証白金は、4600円を挟んだ揉み合いとなっております。基本は、もうしばらく方向性に欠く動きと考えます。私が大証白金相場を強気していない理由は、既に今年31トン供給不足見通しで市場の強気が増加したこと、大口投機家が大量買いポジションを維持していることになります。(悪材料で手仕舞い売りの可能性も)しかし、一方で円安は、大証市場のサポート要因です。そのように考えますと、今は一方向に動きにくいと予想します。会員サイトでの売買指針は、ストップロスと利食いを設定し、リズム良くトレードするのが良いでしょう。基本は、売り7・買い3で考えております。

無料会員サイトは、金・白金の場合、9時前後更新いたします。日経225は、9時30分~10時を予定しています。会員サイトと一般サイトは、同じ見解であり、トレンドに関して会員サイトが明確になっております。お客様、会員様は日々の短期トレンドをご確認ください。

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