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【パウエルFRB議長の講演】
いよいよ週末は、パウエルFRB議長の講演があります。8月16日のFOMC議事録では、タカ派と受け止められたため、市場は同氏講演前までは少なくともタカ派を意識することでしょう。つまり、それまではドルが堅調な動きになると考えます。しかし、市場がタカ派を意識すればするほど、それ以降は相場が反転する可能性も出てきます。よって、同氏講演後の相場が重要になりそうです。
【大証金】
大証金は、ドル高である以上、NY金の上値は重いと考えます。米長期国債利回りが高水準であるため、米国金ETFの減少が止まりません。ただし、この減少には限界があります。今は、NY金において人気離散しているため、大証金の上値も重くなりますが、円が反転したわけではなく、底堅い展開を予想しております。よって、1日～2日間は上値が重く、短期トレンドが上向きに変化した場合は、再度突込み買いを狙うのが良いでしょう。
【大証白金】
大証白金は、予定通り4300円まで上昇してきました。NY市場も上値抵抗であった920ドルを上抜けたため、もう一段高が予想できます。しかも、昨日930ドル台まで上昇したにも関わらず、NY市場の出来高は思いのほか少なかったように思います。つまり、以前からお伝えしているNY市場における大口投機家のショートカバーは、思ったほど出ていないということになります。よって、大証白金4300円あたりを目先の上限と予想していましたが、もう一段引き上げて考えた方が良さそうです。
しかし、内外ともに反発したところで大商いになった場合は、利食いを意識していきましょう。会員サイトにおいて、4140円以下の買い玉は、引き続き4102円でストップロス設定（今後ストップロスを引き上げることも検討）、利食いは日々会員サイトで掲載します。
【日経225】
日経225は、やはり32000円まで反発してきました。日々お伝えしています空売り比率は、41.6％まで低下しております。つまり、ここ数日間の日経平均株価反発は、空売りの買戻しが大半と考えます。買戻しが一巡した後は、更なる相場上昇要因が必要になります。しかし、日本企業決算が通過した今、上昇し続けるには材料不足のように思います。よって、引き続き狭いレンジでの動きを予想し、万が一下落した場合は買い拾いたいと思います。
無料会員サイトは、金・白金の場合、9時前後更新いたします。日経225は、9時30分～10時を予定しています。会員サイトと一般サイトは、同じ見解であり、トレンドに関して会員サイトが明確になっております。お客様、会員様は日々の短期トレンドをご確認ください。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL ０８０－４６５３－１００５（高橋）
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